「夕日」

夏の海辺。
もう夕方で、人もほとんど居ない。
でも、
砂浜に一人座って夕日を眺めている少年が居た。
その表情はどこか寂しそうだった。
「ハオ〜!!」
後ろから名前を呼ばれて振り返る。
「葉・・・・・」
「何してんだ?」
「何もしてないよ・・・・ただ・・・夕日を眺めていただけさ・・・」
また夕日を見るハオ。
「そうなんか・・・・・隣座っていいか?」
「ああ・・・・・」
ハオの隣に座る葉。
「綺麗・・・だな・・・」
「ああ・・・・・」

ギュッ

葉がハオの手を握る。
「葉・・?」
「ダメ・・・?」
「・・・・良いよ」
二人はしばらく何も喋らずただ夕日を眺めていた。
「なぁ・・・ハオ・・・・」
「何だい?」
「・・・・どうしてあんなに寂しそうな顔してたんだ?」
葉がハオの顔を見ながら聞く。
「・・・・・・」
ハオは黙ってしまう。
「あっ別に言わんでも良いぞ。」
葉が慌ててハオに言う。
「・・・・」
「ハオ?」
「・・・何?」
「・・・・何でもない」
「そう・・・・」
二人は黙ってしまう。
「ハオ・・・・」
「な・・・!?」
ハオが言い終わらないうちに葉が唇を重ねる。
「よ・・・う・・・?」
「おっオイラ先に帰る////」
葉が立とうとした。
「うわっ!?」
ハオはそんな葉を自分のほうにひっぱって引き寄せた。
「はっハオ!?/////」
「・・・・・ボソッ」
「えっ?何て言ったの?」
「何でもないよ。帰ろうか。」
「うん・・・・・」
二人は浜辺を後にした。
「なぁ、ハオ。さっき何て言ったんよ?」
「さぁね・・・自分で考えな。」
「うぇぇぇぇ!!ハオのけち!!」
「あはは。まぁ頑張れよ。」
「頑張れよってなぁ〜・・・う〜ん・・・・」
葉は立ち止まって考える。
「葉!!!おいてくよ!!」
「うぇ!?待てよ〜!!」
前の方で待っているハオの元へと駆け出す葉。
「で、分かったの?」
「分からん・・・だから教えて?」
「ダメ。」
「うー・・・・・」
葉が頬をふくらませてむくれる。
「あはは。そんな顔してもダメだからね。」
「・・・けち・・・・」
「ほら。行くよ。」
ハオが葉に手を差し出す。
「・・・うん!!」
葉はその手を握り返す。
二人はそのまま歩いて帰っていった。

ハオが葉に言った言葉。
一体何だったのでしょう?
知っているのはハオ一人でしょう・・・・
知りたい方は、葉と同じように頑張って考えてみましょう。

END



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秋夏様のサイトから頂いてきました。
素敵なハオ葉小説ですvvお二人がすっごく甘い!
ハオ様が葉に行った言葉…すごく気になります。





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